婚活者の数は想像以上に多い
日本の未婚者数は約3,000万人と言われており、その内、20~44歳の男女で「結婚を目的にしたサービス」を利用したことがある人は180万人に上るそうです。昨今は45歳以上の婚活者も増えているので、さらに多くの人が婚活を経験していると思われます。
経済産業省の調査によれば未婚者の9割は「いずれ結婚したい」という意欲があるそうで、結婚相談所を利用している人・利用を考えている人は、想像以上にたくさんいらっしゃいます。
ある相談所のモニターアンケートの結果によれば、婚活サービスの利用を考えている未婚者の割合は約30%で、料金やサポートに納得できれば、約50%の人がサービスを受けると考えているそうです。
結婚相談所を利用するのに、ちょっとした照れを感じる人もいらっしゃるかもしれませんが、多くの人が経験している、ごく自然なサービスなのです。
男女ともに30~40代が中心
では、相談所利用者の傾向について見ていきましょう。
男性の場合は、25%以上が40代前半、次に多いのが30代後半となっています。女性に比べて男性の方が年代が高く、20代の利用者は数パーセント程度と言われています。
一方、女性はと言うと、30%以上が30代後半に集まっており、30代前半が20%強、40代前半が20%弱となっています。女性の場合、20代も10%近く利用しているそうです。
では、女性が気にしがちな年収についてですが、相談所を利用している男性の25%弱が400~500万円、20%弱が500~600万円、15%程が300~400万円で、それ以上となると、だんだんと割合が減っていき、1000~1500万円の男性は全体の5%程度となります。
女性の場合は、半数以上が300万円未満となっており、収入以上に、年齢や外見・気立てや性格の方が注目されるようです。
男女ともに共通して言えるのは、これまで仕事を優先した生活を送ってきて、結婚のチャンスや出会いを逃してきた人が多いということです。人生経験がある社会人同士ということで、落ち着いたお付き合いができるのも、結婚相談所の特徴です。